このページでは私が敬愛しご縁のある道元禅師とZENについて少し書いてみようと思います。道元禅師の詳しいテキスト情報はこちらにゆずることにして、このブログでは彼がおよそ800年前に書いた「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう 正法眼藏)」全87巻を一巻ずつ日本語原文、英文、(日本語現代語文)を時間が許すときに少しずつ投稿・更新していければと思ってます。
まず今日は道元の生涯をとても分かりやすく描いた映画「禅ZEN」の動画を集めてみました。私もこの映画大好きで何度も見ていますが、この映画を見れば道元という人がどのような人物なのか少しでも知ることができます。オススメです。
そして道元禅師が著した「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう 正法眼藏)」の第一巻「現成公案」からの一節を原文、英文で紹介したいと思います。
↓「禅ZEN」の動画youtube上のテレビのようなアイコンをクリックすると計10個見ることができます。
(英語の字幕も付いているので、英語を学習されている方や日本語が分からない方にもヨロシイです。)
Dogen wrote
道元禅師著「正法眼蔵(現成公案)」から”引用”
Dogen wrote
道元禅師著「正法眼蔵(現成公案)」から”引用”
”To study the Way is to study the self.”
仏道をならふといふは、自己をならふ也
”To study the self is to forget the self.”
自己をならふとといふは、自己をわするるなり。
”To forget the self is to be enlightened by all things.”
自己をわするるといふは、万法に証せらるるなり。
”To be enlightened by all things is to remove the barriers between one’s self and others.”
万法に証せらるるといふは、
自己の身心および他己の身心をして脱落せしむるなり。
”Then there is no trace of enlightenment,
though enlightenment itself continues into one’s daily life endlessly.”
悟迹(ごせき)の休歇(きゅうかつ)なるあり、休歇なる悟迹を長長出ならしむ。
※悟迹:さとりのあと
※休歇:休んで止む
”The first time we seek the Law we are far away from the border of it.”
人はじめて法をもとむるとき、はるかに法の辺際を離却せり。
”But soon after the Law has been correctly transmitted to us, we are enlightened persons.”
法すでにおのれに正伝するとき、すみやかに本分人なり。